発達支援の方針
当社では、「個を共にみる未来支援」を発達支援の理念として掲げています。
【個をみる発達支援】子どもたちの発達ニーズを適切に把握し、一人ひとりに応じて作成した個別支援計画に基づく支援を行います。アセスメント、個別支援計画の作成、個別支援計画に基づく支援・療育、モニタリング(見直し・修正)というサイクルで支援を行なっています。
【共にみる地域連携】子どもにとって放課後等デイサービスで過ごす時間は生活の中のほんの一部であり、他の時間は学校や習い事、他の放課後等デイサービスなどで過ごします。これらの支援機関の方針がバラバラだと混乱するのは子どもたちです。現在の課題や将来に向けての課題まで支援機関が連携する事で一貫性のある支援が可能となると考えています。
ベルアージュでは、子どもたちのありのままの個性や特性を伸ばしながら、社会や学校での生きづらさをともに考えます。そして、社会参加や就労に向けての支援を通じて、将来、(部分的にでも)自立して、一人ひとりが輝いて生きていけるよう支援します。
児童発達支援管理責任者に求められるもの
児童発達支援管理責任者は、子どもたちの発達支援において中心的な役割を担います。
- アセスメントは、保護者様からのヒアリングやVineland-Ⅱ、WISC-Ⅴなど適切な評価ツールなどを使用して進めます。アセスメント結果は子どもたち一人ひとりについて検討し、児童発達支援管理責任者が中心となって専門職や児童指導員などからの意見などをもとに個別支援計画を作成します。
- 児童発達支援管理責任者は、個別支援計画を指導員や専門職に周知、アドバイスをしたり、意見を取り入れながら実行していきます。
- モニタリングは、個別支援計画の進捗状況を把握し、必要に応じて見なおし、計画や支援方針の修正などを行います。
- その他、保護者様との面談、外部機関との連携や情報交換などを行います。
また、次のような姿勢も求められています。
- 児童の個々に寄り添い、生きづらさを理解しようとする姿勢
- 個別支援計画の作成のため、常に学び、自らの引き出しを増やそうと努力する姿勢
- 他職種からの情報や外部からの情報を積極的に取り入れ支援に活かそうとする姿勢
- ほかの指導員への助言やスキルアップ支援を行い、チームをより高みに導こうとする姿勢
- 状況を客観的に観察し、常に行動と改善を通して支援を充実させようという姿勢
- 外部にも目を向け、地域一体となって支援に取り組もうとする姿勢