私たちが暮らす社会にはさまざまな課題があります。子どもたちを取り巻く環境だけにしぼったとしても、ヤングケアラーや引きこもり、食事や学習機会の貧困、シングルペアレントや子育て世代の支援…
私たちが特に取り組んできた課題は、学校や普段の生活で生きづらさや困難さを抱える子どもたちの発達支援です。周りの人とのコミュニケーションが苦手だったり、こだわりがとても強かったり、じっとしていることが苦痛だったり、文字が覚えられなかったり…
よく、発達障害とか自閉症、ADHDなど総称で呼ばれたり診断がついたりします。でも、呼び方や診断は社会や人が勝手に分類したもので、このような特性を持つ子どもたちは一人ひとり違った性格や考え方、そして夢や希望を持っています。そして、その特性がたまたま少数派であるがゆえに、学校や普段の生活の中で困ったり、混乱したり、つまづいたりしてしまいます。
私たちは放課後等デイサービスという社会の制度を活用して、生活に困難さを抱える子どもたちがいきいきと生活する支援をしています。学校生活や社会に適応するためのコミュニケーションの支援や日常生活での基本的な動作の支援を、子どもたち一人ひとりに合わせて行っています。
でも、特性を持った子どもたちが社会に適応しようと努力するだけでなく、社会全体が子どもたちに合わせる施策もまた、必要です。そのために私たちは、世の中にあるさまざまな素敵な発想や取り組みをつなぎ合わせたり、ヒントを得て発想したりして、新しい価値をつくることに挑戦し続けます。
新しい価値をつくることで、社会課題を解決する。一緒に挑戦してくださる仲間をお待ちしています。