当社では、放課後等デイサービスでの子どもたちへの支援の質向上を目指して「発達支援チーム」が活躍しています。
発達支援チームには次のようなことに取り組んでいます。
- 発達支援勉強会
- 児童発達支援管理責任者勉強会
- アセスメントの質向上と個別支援計画への接続
- OT・PTチーム(JPAN・感覚統合など)
- STチーム(WISC-Ⅴなど)
- 心理職チーム(Vineland-Ⅱなど)
- 学習(スタイル)支援(あり方、定義と実施)
- その他、サッカー療育、管理者勉強会、論文研修など
発達支援の基本的な研修や児童発達支援管理責任者の勉強会やケース会議に加えて、専門的支援との相乗効果や個別支援計画との接続のブラッシュアップに取り組みます。
知識や経験上積み重ねられた見立てとVineland-Ⅱなどの標準化ツールを総合的に活用してアセスメントの質を改善します。
重要なのは、アセスメント結果を個別支援計画に落とし込む段階です。
どんなに素晴らしいアセスメントができたとしても個別支援計画に適切に組み込めなければじゅうぶんな支援ができると言えませんし、そもそもアセスメントが不十分であれば良い個別支援計画はできないでしょう。
専門職のアセスメントツールや検査技術をフルに活用していかにその結果を効率良く、子どもたち個々にとって最適な個別支援企画を立案できるかに取り組みます。
発達支援チームではOT(作業療法士)・PT(理学療法士)、ST(言語聴覚士)、心理職(公認心理師・臨床心理士など)が定期的に勉強会やミーティングを設けて発達支援の質向上を目指します。
子どもたちの発達を数値で評価できる仕組みづくりにも取り組みます。「発達支援の質向上」は、観察などによる見た感じだけでなく、エビデンスに基づいたツールを使用することによる数値化による評価を行います。
その他、サッカー療育の発展や管理者業務の共有と社内統一化、数年後に選択を迫られる「総合支援型か専門特化型か」の検討、発達支援の最新の動向を論文で勉強したり、大学などとの共同研究にも取り組みます。